2024.12.12 AKMが高精度の次世代InAs化合物ホールセンサー 大きさわずか0.8 × 0.4 × 0.23ミリ

高精度ホールセンサー「HQ0A11」と既存製品との比較

 旭化成エレクトロニクス(AKM)は、同社史上最小・最薄(0.8×0.4×0.23ミリメートル)の次世代インジウムヒ素(InAs)化合物ホールセンサー「HQ0A11」の量産出荷を開始した。高精度ホールセンサーシリーズの既存製品「HQ0811」から85%の体積削減を実現した。スマートフォンなどのカメラモジュールや小型ロボットなどの高性能化に貢献する。

 ホールセンサーは、磁場(磁束密度)を検出する磁気センサー。1974年に自動車用...  (つづく)