2024.12.25 【ミリ波】初演から200年の第九
この時期に各地の音楽ホールで盛んに演奏されるのが第九こと、ベートーベンの「交響曲第9番」。4人の独唱と合唱によるシラーの「歓喜の歌」のメロディーは年末の風物詩になっている▼今年はウィーンで初演されてから200年に当たる。日本では1918年に徳島県の外国人捕虜収容所で演奏され、24年に九州帝国大学で日本人初の演奏が行われた。この100年前の公演は昭和天皇の御成婚奉祝歌として歌詞を変えたそうだ▼同じころに第九のレコードが発売され、40年の大みそかに当... (つづく)