2025.05.19 1~3月期の実質GDP、年0.7%減 消費低調、輸出下振れ

 内閣府が16日発表した2025年1~3月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.2%減、この成長ペースが1年続いた場合の年率換算で0.7%減だった。マイナス成長は4四半期ぶり。物価高で個人消費が低調だったほか、輸出の下振れなどがGDPを押し下げた。

 同時に公表した24年度の実質GDPは前年度比0.8%増と4年連続プラス。物価変動の影響を反映した名目GDPは3.7%増で、実額は61...  (つづく)