2025.05.28 【JECA FAIR特集】三菱電機 ブレーカ端子カバー形電力計測ユニット、電力量を見える化
ブレーカ端子カバー形電力計測ユニット
三菱電機は「人手不足に打ち勝つ! 業務のデジタル化と施工革新」をテーマに出展する。
「ブレーカ端子カバー形電力計測ユニット」は、既設のブレーカーにワンタッチで取り付けて電力計測が可能。同一盤内で最大32回路まで計測できる。電力計測機能がない分電盤や制御盤でも電力量を見える化し、カーボンニュートラルを促進する。従来の端子カバーと同等の形状・外形サイズのため既存盤への導入が容易で、盤の省スペース化にも貢献する。
さらに、センサーを内蔵しておりCT(変流器)は不要。配線レス、省施工を実現し、親機(集合計測表示ユニット)と子機(電力計測ユニット)は無線で接続する。
同社は同ユニットを「製品コンクール」に出品している。
三菱電子式マルチ指示計器「ME110Gシリーズ」は昨年の製品コンクールで国土交通大臣賞を受賞した製品だ。「いつでも」「どこでも」のスマート設定によって労働力不足の課題解決に貢献する。無償のスマートフォン専用アプリを用いた無通電状態での設定機能は維持しながら、ラインアップを拡充した。
無線照明制御システム「MILCO.CONNECT(ミルココネクト)」は設定や操作がタブレットで容易にできる。シンプルなシステム構成により省施工と省設計を実現する。オプションを追加すれば、機能の拡充が簡単にでき、機器や電力情報の見える化でデータ管理を促進する。センサーやスケジュールによる自動制御で省エネや設定変更は容易だ。
「受配電設備向けスマート保安サービス」は設備保守の人材不足や突発的な故障リスクに対応する。センサーとSCADA(監視制御システム)を用いて電気設備の保安業務の効率化を実現する。