2025.05.28 タツタ電線、産機用電線・ケーブル事業で生産量1.2倍を計画　24年度比27年度に　

動力供給用6600kV高圧ケーブルを巻き取った木製ドラム

　タツタ電線（大阪府東大阪市）は、産業機器用電線・ケーブルの生産量を2027年度に24年度比の1.2倍に増やす計画だ。主力の電力会社、発電所、建設電販向けなどのインフラ用に加え、成長市場のFA・ロボット、データセンター、鉄道、太陽光発電などの産業機器用の需要にきめ細かく応える。井手兼造取締役常務執行役員ワイヤー＆ケーブル（W＆C）事業本部長は「原材料価格高騰による販売価格の見直し効果や一部でシェアが取れ、W＆C事業の24年度業績は売上高を前年比で1...　　(つづく)