2025.06.11 【ルームエアコン特集】パナソニック 「エオリア」Xシリーズ 快適さと低消費電力両立
「エオリア」Xシリーズ
パナソニックは、快適性と省エネ性を両立するハイエンドモデル「エオリア」Xシリーズ(2025年1月発売)の提案に力を入れる。
新開発「エコロータリー コンプレッサー」(9.0kWクラス除く200V機種に搭載)により、冷房運転時の最小出力0.3kWを実現し、設定温度到達後の室温安定時に運転オン・オフの頻度を抑え、快適な室温・湿度のキープと消費電力量削減を両立できる。
冷房時に設定温度到達後、少ないパワーで運転する割合が多いことに着目し、コンプレッサー構造を刷新したエコロータリー コンプレッサーを採用する。
冷房運転時の最小出力を約40%低減、非搭載機種でも約25%低減させることで、同社エアコン初の最小出力0.3kWを実現した(9.0kW除く)。
最小出力を下げることで、設定温度を維持するための運転オン・オフの頻度が抑えられ、温度や湿度の変化を少なくでき、長時間運転でも快適さをキープしながら消費電力量を抑えられる。
またこれまで大気中に放出していた、コンプレッサーから生まれる熱エネルギーをチャージ(蓄熱)して再利用する同社独自の「エネチャージシステム」(冷房時)を搭載。
エネチャージ快湿制御による省エネ運転に加え、冷房運転の低出力化を独自の制御で実現する「エコインバーター制御」など、快適な温度と湿度を保ちつつ、省エネを実現する技術を満載している。
また、フィルター掃除や熱交換器の洗浄、ナノイーX内部クリーンまで、エオリアの持つ清潔機能をワンボタンで一括して行える「集中おそうじ」機能を新たに搭載。エアコンを清潔に保つことはもとより、エアコンの使い始めの気になる臭いを低減、省エネ運転にもつながる。
暑さ指数(WBGT)を参考に部屋の温度・湿度を見張って、自動で冷房をスタートする「室温みはり」(新制御)も搭載する。