2025.07.15 大阪・関西万博で実機展示と体験会 視覚課題のニーズ実感 ViXionのオートフォーカスアイウエア
オートフォーカスアイウエア「ViXion01S」
視覚サポートデバイスのオートフォーカスアイウエア「ViXion01S」を開発・販売するViXionは、大阪・関西万博内公式イベント「HEALTH DESIGN 輝き、生きる-Live Brighter-」に出展し、オートフォーカスアイウエアの実機展示と体験会を実施した。
アイウエアViXion01Sは、目の酷使や加齢に伴う「見えにくさ」の課題をサポートするオートフォーカス機能搭載の次世代アイウエア。見たい距離にレンズが自動でピントを合わせ、近くも遠くもスムーズに「見える」を実現する。
約33グラムと軽量で最長15時間の連続使用が可能。初期設定後は操作不要でスムーズにピント調節を行う。2024年のデジタルイノベーションの総合展「CEATEC」における「CEATEC AWARD 2024」では総務大臣賞を受賞。同年のグッドデザイン賞でもトップ100選入りを果たした。
展示・体験会は6月21~29日に行われ、9日間で医療関係者や研究者、家族連れなど約3000人が体験し、高い関心を集めた。
「ピントが瞬時に合うのが快適」「家族にも体験させたい」といった感想や、白内障手術などで見え方の変化に悩む人から「これなら見える」と感想が寄せられ、詳細な製品説明や購入方法を尋ねる人が多かったという。
同社は「製品への高い関心と視覚課題に関するニーズの高まり、日常生活はもちろん医療・福祉の現場への導入に向けた手応えを強く感じる機会となった」としている。