2025.08.01 大阪大学、純国産量子コンピューター稼働 主要パーツやソフト全て日本製

主要パーツやソフトウエアが国内で開発された純国産量子コンピューター

 大阪大学は、大阪大学量子情報・量子生命研究センター(QIQB、大阪府豊中市)で、主要なパーツやソフトウエアを全て国内で開発した純国産量子コンピューターを稼働した。理化学研究所量子コンピュータセンターやアルバック、アルバック・クライオなど10者の共同研究により開発。稼働開始時点では、28量子ビット分の量子ゲートが正常に動作しており、2026年中に全144量子ビットまで拡張する予定だ。

 量子コンピューターは、新材料開発や創薬、機...  (つづく)