2025.07.31 伯東の4~6月連結 減収減益
伯東の2026年3月期第1四半期(25年4~6月)連結決算は、売上高が前年同期比4・8%減の403億3700万円、営業利益が同49・9%減の8億6900万円、経常利益が同68・1%減の7億1900万円、純利益が同57・3%減の6億5900万円となった。
車載関連分野の半導体デバイスの販売減少などにより減収した。前年同期は為替差益で4億4200万円を計上していたが、今期は為替差損で1億7400万円計上。利益面は為替の影響が響いた。
事業別の売上高は、電子部品が同9・9%減の313億5900万円。車載関連用途では前年度後半の主要顧客に対するまとめ販売の反動減が発生、海外での販売も不調だった。産業機器分野では海外での需要低迷、顧客の在庫調整局面の継続も響いた。
電子・電気機器の売上高は同14・4%増の53億4100万円。半導体工場向け環境測定装置、理化学向け分析装置の需要が堅調だった。
ケミカル事業の売上高は同1・2%減の27億3700万円となった。
通期の連結業績は増収減益を予測する。