2025.08.05 指月電機の4~6月連結 1%減収・純利益2.5倍

 指月電機製作所の2026年3月期第1四半期(25年4~6月)連結決算は、売上高が前年同期比1.3%減の60億8500万円、営業利益同83.6%増の3億100万円、経常利益同67.2%増の3億9900万円、純利益同151.9%増の2億6400万円となった。利益は生産性の改善効果やサプライチェーンにおける価格適正化への対応が奏功した。

 コンデンサ・モジュールは減収。xEV用コンデンサーは新規モデルの立ち上げによる影響で増収、産業機器用コンデンサーはパワエレ市場を中心に国内の売り上げは好調に推移したものの米国での在庫調整などにより減収。利益は生産性の改善などで増益となった。

 電力機器システムは増収。国内における設備投資の需要増加を背景に力率改善用機器の売り上げ好調に推移した。

 通期連結業績予想は前回発表した数値を据え置いた。