OKIの2026年3月期第1四半期（25年4～6月）連結決算は、売上高が前年同期比13.1％減の850億7700万円、営業損失が13億7000万円（前年同期は38億6000万円の黒字）となったが、年間業績目標に向けては、おおむね計画通り進捗（しんちょく）している。

　パブリックソリューション事業は、堅調な市場環境のもと、社会インフラソリューション・特機システムとも増収、営業損失も改善した。

　エンタープライズソリューション事業は、大型案件の剝落により減収減益となったが、営業利益率は6％を確保した。

　コンポーネントプロダクツ事業は、利益重視のマネジメントにより損益が改善した。

　EMS事業は、一部顧客で在庫調整や開発延伸が出ているが、部品事業は需要回復の兆しもあり、ほぼ想定通り推移した。

　通期連結業績は、前回予想を据え置いた。