2025.08.08 【コネクター特集】七星科学研究所 九州の展示会出展、防爆コネクター中心に訴求
七星科学研究所は、産業用丸型コネクターを主力とするコネクターメーカー。顧客第一の製品作りをモットーに、電源用から信号用多極・高圧大電流など多彩な製品を展開。ケーブルハーネスにも注力し、あらゆるタイプのケーブルアセンブリーに対応、ユーザーから高い評価を得る。
同社は今年10月に福岡市のマリンメッセ福岡で開催される九州最大級の産業総合展「モノづくりフェア」に初出展し、九州地区での販路拡大を図っていく。九州はプラント関係のユーザーが多いため、防爆コネクターを中心に訴求する。
同社は防爆コネクターの新製品として、小型耐圧防爆コネクター「EPC-35シリーズ」の開発を進めている。従来品の「EPC-65シリーズ」(φ65ミリメートルサイズ)を大幅に小型化、保護等級Ex dp ⅡC T4 Gbに準拠。金属シェルと導通のあるシーケンス構造。水素雰囲気内での使用が可能。今年10月までの販売開始を予定する。
産業用イーサネットコネクターは、イーサネットCat 6A規格対応の防水コネクター「WATERPROOF ETHERNET」を開発、販売開始した。Cat 6Aの通信性能を維持するため、屋外防水タイプ・屋内防水タイプともに、ケーブルとセットでの提案を行う。屋外防水対応タイプは、専用の有耐候性2重シースケーブルを用意。ロックはワンタッチ式およびねじ式を選択可能。防水性能IP67相当。PoE/PoE Plus対応。
USBタイプCレセプタクルは、2025年秋口の販売開始を予定する。