2025.08.07 岡谷電機の4~6月連結 売上高横ばい・赤字拡大
岡谷電機産業の2026年3月期第1四半期(25年4~6月期)連結決算は、売上高が横ばいの23億2800万円、営業損益は5億3900万円の赤字、純損益は4億8900万円の赤字だった。いずれも赤字幅を広げた。
セグメント別にみるとコンデンサー製品の売上高は同13%増の10億3900万円。海外で空調機器向けが増えた。
ノイズ・サージ対策製品の売上高は同10%増の8億7300万円。海外で空調機器向けが増えた。
表示・照明製品は同34%減の3億6300万円。国内での産業機器向けの伸び悩みに加え、その他の分野が減少した。
センサー製品の売上高は同19%減の5200万円。国内で時計指針補正用などが減少した。
同社はコンデンサー、ノイズ・サージ対策で新製品供給に対応した生産ライン強化と既存ライン再編による原価改善を図るほか、販売体制を見直し電磁両立性(EMC)対策提案を強化する方針。
通期予想は据え置いた。