2025.09.04 「人工光合成」30年に実用化 脱炭素の切り札期待 環境省
環境省は2日、植物の光合成の仕組みを応用して、太陽光エネルギーを利用し、二酸化炭素(CO₂)や水から水素などを作り出す「人工光合成」に関する有識者検討会を開き、普及に向けた工程表をまとめた。2030年までに一部の技術を実用化し、40年ごろの量産化を目指す。
人工光合成を活用すると、工場で排出されるCO₂から「持続可能な航空燃料(SAF)」や樹脂などの素材、化粧水を製造することができる。その過程でもCO₂を排出しないことから「... (つづく)