2025.09.26 【関西エレクトロニクス産業特集】再開発が進む大阪地区 うめきたエリア グラングリーン大阪南館など公園や商業施設など整備

うめきたエリアでは再開発が進み、今後も新施設の開業が予定されている(写真はグラングリーン大阪)

 JR大阪駅周辺のうめきたエリアでは、再開発が続いている。

 3月21日に、三菱地所などが進めるうめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」(大阪市北区)の南館がオープンした。今後、大阪駅直結のサウスゲートビルディングのリニューアルも予定されている注目のエリアだ。

 グラングリーン大阪は、公園やオフィス、ホテル、商業施設、分譲マンションなどからなる複合開発事業。地区面積9万1150平方メートルで北街区と南街区、うめきた公園で構成される。

 2024年9月、企業や大学などのイノベーション施設やホテル、商業施設などが入る北街区の北館とうめきた公園の一部がオープン。

 25年3月には、オフィスやホテル、健康支援施設、MICE施設などが入る南館が開業した。

 27年度のうめきた公園後行工区の開業をもって、全体まちびらきを予定している。

 サウスゲートビルディングは、26年4月初めに、10階から15階が「LUCUA SOUTH(ルクア サウス)」として開業する。

 ビル全体のグランドオープンは29年に予定されており、10~13階が国内最大級となるキャラクターゾーンに、14階と15階が飲食エリアとなる。

 現在、地下2階~地上15階に入居している大丸梅田店は、地下2階~地上9階での運営となる。