2025.10.02 「2個あったICを1個に」 自動車半導体の新トレンド、増大する搭載数を抑制へ

プロダクト・マーケティングの吉田氏(写真提供=エイブリック)

 自動車が窓、扉などの各部品を高度に電子制御するようになるにつれ、集積回路(IC)搭載数も膨大になっている。Tier1とも呼ぶ大手部品メーカーなどはその数を少しでも抑えようと、半導体メーカーに多機能化した製品を求める。この分野に強いアナログIC大手、エイブリックのプロダクト・マーケティングを担当する吉田憲治氏は「コスト削減や設計のしやすさやから2個使っていたICを1個にするといった切り替えが続いている」と語った。

 好例が9月に...  (つづく)