アクアが、昨年9月に発売したキャビネットデザインの冷蔵庫「LOOC（ルーク）」の販売が好調だ。リビングや書斎、寝室にも置きやすく、デザイン志向が強いユーザーを中心にセカンド冷蔵庫として好評。3日には新色「マットブラック」も加え、販売に弾みをつけていく。

　ルークは、日常の空間に溶け込む家具のようなデザインの小型冷蔵庫をコンセプトに開発された。インバーターコンプレッサーを搭載し、約21dBの静音性を実現。住宅でのセカンド冷蔵庫の需要に加え、オフィスやホテルへの導入も進んでいる。

　奥行450mmのコンパクト設計で、小スペースで開閉できるフレンチドアを採用。縦に2分割されたレイアウトで、右に冷蔵室、左に冷凍室を備えており、庫内の温度は5段階調整できる。

　耐熱仕様のフラットな天板には、電子レンジやオーブンレンジなどを設置でき、本や照明、雑貨などのディスプレースペースとしても活用できる。

　発売当初は家具として部屋に置きやすいグレージュウッドとブラウンウッドの2色を展開していた。スチール家具の部屋も増えてきたため、より部屋になじみやすいブラックを3日から発売する。