2025.10.09 樹脂流動シミュレーションソフトで国内首位へ、東レエンジDがAI活用の新製品

AI機能の強化などについて語る東レエンジDの山川常務

 東レグループの東レエンジニアリングDソリューションズ(東レエンジD、東京都中央区)は、自動車や電子機器の樹脂部品などを効率よく開発するための樹脂流動シミュレーションソフトウエアで国内シェアトップを目指す。11月から本格販売する新版「XTIMON(クロスタイモン)」では人工知能(AI)を生かした機能を強化し、解析精度を30%向上。操作画面の改良と合わせ、非熟練者も使いやすくした。製品あたりの解析作業クリック数は、従来比で90%削減を実現した。  (つづく)