2025.10.17 開発能力4倍に 東京エレクトロン、半導体装置の新開発棟 熊本で竣工 「グループのシナジー出す」

新開発棟が完成したことで開発能力は4倍に拡大

 東京エレクトロン(TEL)の子会社、東京エレクトロン九州(熊本県合志市)が15日、半導体製造装置の開発強化に向けた新開発棟の竣工(しゅんこう)式を開いた。半導体製造の高度化、複雑化に対応する開発環境を整え、クリーンルームの面積を従来比2倍に拡張することなどにより、開発能力を約4倍に高める。

 新開発棟(プロセス開発棟)は地上3階建て(一部4階)、建築面積約9800㎡、延べ床面積約2万7000㎡の規模。建設費用は約470億円で、...  (つづく)