2025.10.21 気軽に高級オーディオ体験 東京インターナショナルオーディオショウ開催

来場者が音楽を楽しんだ

にぎわった「2025東京インターナショナルオーディオショウ」にぎわった「2025東京インターナショナルオーディオショウ」

 日本インターナショナルオーディオ協議会(会長=鈴木雅臣アキュフェーズ社長)は17~19日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で世界の高級オーディオが一堂に会した「2025東京インターナショナルオーディオショウ」を開催した。42回目を迎える今回は、国内外から33社200以上のブランドが出展した。来場者数は、昨年から500人弱増えて7337人となった。

 イベントは、少しでも良い音を多くの人に体験してもらおうと出展各社が費用を持ち寄り開催していることも特長。200以上のブランドが集まり、来場客が本格的なオーディオを体験できるようにした。会期中は各社のオーディオ機器をじっくり試聴できるよう個室環境を整え、おすすめの製品や新製品、評論家による講演会などを行った。

 ゼファンは、CH Precisionの新製品「D10」「C10 Conductor」を日本で初披露。CH Precision 10シリーズによるフルシステムをはじめ、Rivieraのアンプシステム、Wattson Audioを用いて実演もした。

ハーマンインターナショナルは、JBLの新たなフラッグシップスピーカー「Summitシリーズ」の第2弾で、今冬発売のフロアスタンディング型スピーカー「JBL Summit Makalu」とフロアスタンディング型スピーカー「JBL Summit Pumori」などを紹介。JBL各カテゴリーのトップエンドモデルで構成した同シリーズ3モデルをそろえた国内初の試聴を披露した。

 ディーアンドエムホールディングスはデノンやマランツのDALIなどの新製品を披露。会期中は多くのオーディオ愛好家が会場を訪れ、各社のオーディオシステムを試聴していた。