2025.10.23 バルミューダ、12年ぶりに加湿器刷新 「Rain」新型を11月上旬発売

新発売する加湿器「Rain」の新モデル

ディスプレーの映像で落ち着いた雰囲気を演出するディスプレーの映像で落ち着いた雰囲気を演出する

 バルミューダが、加湿器「Rain」を12年ぶりに刷新し、11月上旬に新モデルを発売する。高精細ディスプレーやサウンド機能を搭載し、現代の生活空間に合う製品にリニューアルした。

 Rainは、花器やつぼに着想を得て空間に自然となじむようにデザインされた気化式加湿器で、人が快適だと感じる約50%の湿度を自然に作り出す。2つのフィルターと銀イオンカートリッジを組み合わせることで水や空気の清潔さを保ち、衛生的な加湿を実現する。

 新製品は、高精細LCDディスプレーを採用し、室温や湿度、タンク容量などの情報を表示する。モードや風量の設定もボタンのスワイプやタップで簡単に行える。水を注いだ際には、泳ぐ金魚や水面に浮かぶもみじの2種類をディスプレーに表示することで、落ち着いた印象を与える。

 給水ボウルや加湿フィルターは丸洗いができる。ファンの取り外しも可能で、高いメンテナンス性も備えている。

 新機能「Ambient Time」は、ディスプレーとスピーカー、LED照明により、自然をテーマにした心地よいサウンドや映像、光の組み合わせで落ち着いた時間を演出する。Ambient Timeには、静かな雨音とコオロギの鳴き声が流れる「Long Rain」、手漕ぎボートのオールが水面をたたく音を演出する「Infinity Boat」、日本の原風景を想起させるせせらぎや虫の声が流れる「Satiyama」の3種類を用意。リラックスして過ごしたい夜や仕事に集中したいときに最適だ。

 新製品のカラーはホワイトで、給水ボウルの容量は4L。価格は税込み6万9300円となる。