2025.10.23 アートとリモートロックがクラウド連携 宿泊施設・店舗の入退室を一元管理
ALLIGATE Look Pro
アイ・エス・ビー(ISB)グループのアート(武蔵小杉オフィス=川崎市中原区)は、クラウド型入退室管理システム「ALLIGATE(アリゲイト)」を、リモートロックジャパン(東京都中野区)が提供するクラウドシステム「RemoteLOCKクラウド」と連携させた。
宿泊施設や店舗のエントランスと客室の扉で両システムを併用でき、入退室情報をRemoteLOCKクラウドで一元管理できるようになる。施設運営者は、各ドアの解錠・施錠状況を統合的に把握できる。
ALLIGATEはAPI連携を通じて、RemoteLOCKクラウドが接続する60以上の予約・ホテルシステムなどの外部サービスも利用できる。宿泊施設や店舗における柔軟で高度な入退室管理体制を構築できる。
宿泊業界や小売分野では、無人運営や省人化のニーズが高まっており、入退室管理の効率化が急務となっている。ALLIGATEはこれまで、自動ドアや電気錠を備えたエントランスで多く採用されてきたが、予約管理システムとの連携が課題だった。一方、リモートロックジャパンは客室向け製品で実績を持ちながら、エントランス連携の拡充を模索していた。
今回のシステム連携は顧客ニーズに対応するとともに、施設のセキュリティー強化と運営効率化を両立。両社は今後も、より多様な利用シーンへの対応を進め、スマートアクセス分野の拡大を目指す。






