2025.10.28 「藻場」再生の環境保全活動 NTTドコモ九州支社
作ったアマモ団子を投げ込む参加者
NTTドコモ九州支社(福岡市中央区)が、博多湾を中心に活動するふくおかFUNの協力で、「藻場」再生に向けた環境保全活動を実施した。同社グループのほか福岡放送や日本航空の社員と家族約30人が参加し、海や生き物について学びながら、福岡市中央区地行浜で海藻の種子団子づくりやビーチクリーン活動などを行った。
NTTドコモは、環境省が推進する2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として保全しようとする「30by30アライアンス」に参加し、地域ごとの生物多様性保全活動に取り組んでいる。福岡市は都市と海が近く自然に触れる機会がある一方で、海洋ごみやマイクロプラスチックなどの課題もある。
18日に実施したイベントでは、藻場再生へ海藻のアマモの種子を包んだ団子を作り、海の環境改善につながるよう願いを込めて浜辺から投げ入れた。 その後のビーチクリーン活動ではマイクロプラスチックを拾い集め、それを使って万華鏡を作成、楽しみながら環境について学んだ。
参加者からは、マイクロプラスチックの細かさや量に驚きながらも、「無意識な行動でも環境破壊につながっていると気づいた」「小さな体験が啓発に大切なことを実感した」など、実際に見ることで良い機会になったと言う声が上がっていた。







