コロナは、使用頻度が増えるこれからの時期に向け、ハイブリッド加湿器の2025年モデル「HSシリーズ」の提案を強化している。12日から新テレビCMを全国で放映し、広く訴求していく。

　HSシリーズは、手軽に清潔な状態を維持できる点が特長だ。

　水垢などの汚れが発生しやすい給水トレイには、業界初となるステンレス製を採用。形状も角を丸くしたことで、隅々まで丸洗いできる。

　独自の「ロータリー加湿フィルター」も搭載した。加湿フィルターは定期的に回転し、運転中にはフィルター全体を濡らすことで効率よい加湿を実現。停止中はフィルターが水平になり、水に浸からないので清潔だ。

　停止中のフィルターに、送風用モーターでフィルター上部から微風を送る「内部乾燥運転」も搭載。業界初となるこの機能は、約30分の乾燥時間で加湿器内部に残った湿気や水分を乾燥させる。送風用モーターには、消費電力の低いDCモーターを採用し、高い省エネ性と業界トップクラスの静音性を実現した。

　HSシリーズの大能力タイプには、業界初の除菌効果のある「UV-C（深紫外線）LED」を搭載した。カビや菌が繁殖しやすい加湿フィルターにUV-Cを照射し、表面の菌の繁殖を抑制する。ロータリー加湿フィルターが定期的に回転するため、広い範囲にUV-Cを照射することが可能だ。

　大能力タイプのタンクには、両手で持ち運びできる「Wとって」を採用。直径82mmの超広口タンクとなっており、内部に手を入れて掃除もできる。

　HSシリーズは、丸みを帯びたフォルムやブラウンの脚で家具のようなデザインを実現。加えて、壁紙をイメージした正面パネルでインテリアとして部屋に溶け込むようにした。寝室や個室に対応させるため、製品サイズを約30%小型化。中能力タイプには本体上部に取手を追加し、持ち運びしやすくした。

　コロナは、人気お笑い芸人の小島よしおさんを起用した新テレビCMで、HSシリーズを訴求していく。水を擬人化したキャラクターに扮した小島さんがロータリー加湿フィルターやUV-C LEDなどの機能により、「清潔な潤い」として室内に届けられる様子を表現している。