2025.12.05 シンクレイヤ Wi-Fiで孤独死対策、安否確認支援サービス「でんぱでみてるくん」提供開始

Wi-Fiのセンシング技術を活用

 シンクレイヤは、AI6(東京都港区)と協業し、単身者向け安否確認支援サービス「でんぱでみてるくん」の提供を開始した。Wi-Fi電波のわずかな変化を検知するセンシング技術を活用して居住者の動きを把握し、一定期間動きが確認できない場合は自動でアラートを発報する。 

 特長は①映像やウエアラブル機器を使わず、プライバシーに配慮②専用端末をコンセントに挿すだけで使用でき、追加工事は不要③自動アラートで異変を即時通知し、管理者の判断負担を軽減④ダッシュボードで複数物件を一元管理――の4点。 

 高齢単身世帯や孤独死が増加傾向にあり、同サービスの導入により、不動産管理会社や自治体の見守り業務を効率化し、入居制限の緩和や空室対策への寄与を目指す。