2025.12.12 東京システムハウス 創立50周年記念パーティ 東京・五反田で 林社長「戦略的ITパートナーに」 

業界関係者ら約300人が出席した創立五十周年記念パーティ(12日、東京都品川区)

 東京システムハウス(東京都品川区)は12日、「創立五十周年記念パーティ」を、本社を構える品川・五反田のシティホール&ギャラリー五反田で開催した。当日は業界関係者ら約300人が出席。品川区長をはじめ、所属する業界団体首脳など多数の来賓を招き50周年を祝った。 

 1976年にシステム開発企業として創業した同社は、ゴルフ向けパッケージ事業やマイグレーション事業、クラウド、セキュリティー事業などIT(情報技術)システムの支援を進めてきた。現在はAI(人工知能)をはじめデータの利活用、研究開発にも力を入れている。 

 会の冒頭、林知之社長は「AIやDX(デジタルトランスフォーメーション)など、時代は大きく変わっている中で今後はさらにお客様に寄り添った戦略的ITパートナーになっていきたい。次の50年に向け、社員一同さらに精進していきたい」とあいさつした。続きあいさつに立った創業者の髙橋勝也相談役名誉会長は、事業承継の苦労について触れ、「現在の林社長体制になり、大きく成長でき立派な会社になることができうれしく思う」などと振り返った。 

 来賓あいさつでは品川区の森澤恭子区長は「品川区内の情報通信業の発展が著しく、五反田が中心となっている」としたうえで、「東京システムハウスが五反田の情報通信産業の発展の先駆けとなった。これからも五反田を含む国内全域の情報通信のさらなる成長発展に先頭になって活躍してほしい」と述べた。