2025.12.19 住友電工伊丹製作所、兵庫県伊丹市と中学校部活の地域移行で連携 陸上競技を振興
連携協定を結んだ伊丹市の太田洋子教育長(左)と住友電工伊丹製作所の原田敬三所長
住友電気工業伊丹製作所は18日、兵庫県伊丹市との間で、中学校部活動の地域移行で連携協定を結んだ。協定の期間は同日から2027年3月31日までで、両者は陸上競技の振興と地域クラブの担い手の育成に貢献する。
文部科学省は、教師の負担軽減と働き方改革を目的として、公立中学校の部活動を段階的に学校外の地域クラブなどに移行する方針を打ち出している。伊丹市でも、26年度から中学校の部活動が廃止され、地域クラブに移行することを予定している。
同社の陸上競技部の拠点になっている伊丹製作所は、伊丹市教育委員会と連携し、伊丹市陸上競技協会が主体となり設立したNPO法人「伊丹ジュニアT&Fクラブ」の活動を支援する。
同社によると、活動スケジュールは市側と協議中だが、26年7月に活動を開始する予定。同社の陸上競技部で活躍したOBやOGの社員が指導する。現役選手は、陸上フェスタなどのイベントのみに参加する予定。








