2026.01.03 【放送総合特集】日本CATV技術協会・中村俊一理事長 AI利活用へ調査研究推進 光化促進と人材育成も継続強化
ケーブルテレビ(CATV)は国内総世帯数の半数を超える加入世帯数となり、単なる放送メディアにとどまらず、インターネットや通信サービスとの融合、地域社会の情報インフラとして進化し続けています。当協会は、CATV事業を技術面から支える集団として、本年も引き続きCATV技術の向上・普及を図り、良好な電波受信環境の実現に向け活動していきます。
CATVの光化促進については、光化による地域全体の情報通信の効率化と信頼性を高め、安定した情報伝達手段を提供できるよう取り組みます。多様化するCATVに関する技術・技能の向上と調査に努めるとともに、IP放送に関する安定した伝送を行う検討を継続して行います。急速に進化するAI(人工知能)や生成AIのCATVシステムへの利活用の調査研究を始め、保守事業者の高齢化、少人化に備えるための検討にも取り組んでいきます。
台風や地震など自然災害が多発しており、CATVは、地域社会の防災や安全・安心のための基盤として、災害時にも迅速かつ正確な情報提供が求められます。当協会では、地域のセーフティーネットとしての役割を果たし、全国各支部と連携し、地域特性に応じた災害復旧体制の構築を進めていきます。
CATV業界全体の技術力向上と人材育成の要となるCATV技術者資格制度については、eラーニングやCBT(Computer-Based Testing)による受講・受験できる環境を整え、技術者の育成と社会的地位の向上に努めていきます。
業界の未来を担う新技術・新サービスを発信するCATV業界の総合イベント「ケーブル技術ショー2026」については、「ケーブルコンベンション」との連携をさらに強化し、「“ひらく未来” ~地域コミュニティの明日を支えるCATVの技術~」をコンセプトに本年7月、東京国際フォーラムで開催します。最新技術の展示、技術セミナーに加え、CATV事業者や自治体関係者などによるシンポジウムなどを開催予定です。
今後も技術者集団として、会員各社と共に、国、関係団体などと緊密に連携し、CATVの高度化・普及・信頼性向上、地域社会全体の発展に貢献してまいります。








