2026.01.08 リコー、米PPIを買収 北米でワークプレイスサービス強化

 リコーは8日、米国ニューヨーク州を拠点とするオーディオビジュアル(AV)インテグレーターのPPI(Presentation Products, Inc.)を買収したと発表した。リコーUSAの完全子会社で、マネージドAVサービスを手がけるCeneroを基盤に、北米でのデジタルサービスのポートフォリオを拡充し、ワークプレイスサービスのグローバル戦略を強化する。

 PPIは1994年設立。AV、エンジニアリング、設計、テクノロジーインテグレーション分野で100人以上の専門家を擁する。金融や法律、メディア業界などを中心に、大手企業向けに高度なAVソリューションを提供してきた実績を持つ。

 今回の買収により、リコーはPPIの設計・エンジニアリング力を取り込み、ワークプレイスエクスペリエンス戦略を加速する。AV、IT、コラボレーションプラットフォーム、マネージドサービスにまたがる包括的なソリューションを提供し、顧客の多様な働き方改革を支援していく考えだ。

 リコーは、高度な会議体験やハイブリッドワークソリューションの提供を目的に、グローバルで投資を継続している。これまでに、Cenero(米国)をはじめ、DataVision、Pure AV、AVC(欧州・中東・アフリカ)、Videocorp、Go2neXt(中南米)などを買収してきた。

 リコー・コーポレート上席執行役員でリコーデジタルサービスBUプレジデントの入佐孝宏氏は「今回の買収は、ワークプレイスエクスペリエンスなど将来的な成長が見込まれる分野に経営資源を集中させるグローバル戦略の一環。今後もAVインテグレーションを含むワークプレイスサービス提供能力を着実に強化し、変化するワークプレイス環境の中で進化する従業員やテクノロジーのニーズに対応した働く場・働き方の変革を支援していく」と述べた。