2026.01.09 家庭で太陽光発電・蓄電池・EVを賢く制御、長府工産が新機種投入
最新の家庭用蓄電システム「LiB Tower Pro」
住宅設備機器を手がける長府工産(山口県下関市)は、家庭用蓄電システム「LiB Tower Pro(リブタワープロ)」を発売した。太陽光発電と蓄電池、電気自動車(EV)を賢くコントロールできるシステムの新機種で、機能を強化した。家庭で再生可能エネルギーを有効活用する動きを後押しする。
新たに投入した機種は、太陽光で発電した電気を蓄電池やEVにためて家庭で効率的に使う「トライブリッド蓄電システム」の新型で、家庭でのエネルギーの自給自足を実現。停電時には、非常用電源として暮らしを支えてくれる。
新機種は、ライフスタイルの変化に合わせて、柔軟に拡張できることも特長。太陽光パネルの設置から始め、後から蓄電池や非常時にEVを電源として使用できる「ビークル・ツー・ホーム(V2H)」を追加可能だ。
従来機種と同様、パワーコンディショナー(電力変換装置、パワコン)と蓄電池、V2H は無料で15年保証。パワコンと蓄電池は有料で5年延長でき、業界最長クラスの20年延長保証を実現した。
従来機種では屋外設置のみの対応だったが、新機種は屋内への設置も可能。寒冷地や沿岸地域など、設置環境を選ばずに対応できる。
高出力のパワコンも新たにラインアップした。従来機種は定格出力5.9kWのみだったが、新機種では9.9kWも追加。より大容量の太陽光発電システムにも対応し、家庭の電気をより効率的に活用できる。
オプションとしては、蓄電池の2 段積み専用ラックを用意した。1 台設置する際にラックを使うと、簡単にかさ上げできる。近年増えているゲリラ豪雨や大型台風に伴う水害の対策としても有効だ。
同社は2022年に初代「LiB Tower Plus(リブタワープラス)」を発売して以来約2万台を出荷した実績を持ち、その後継機が今回の製品だ。蓄電池ユニットの組み立ては25 年3 月に完成した新工場の亀浜第二工場(下関市)で行い、地元に根差したものづくりを進めている。











