2026.01.09 富士フイルムBI、ペルソナ生成を自動化するAI機能を開発 仮想市場調査で広告企画を高度化

 富士フイルムビジネスイノベーション(富士フイルムBI)は、企業のマーケティングDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援するクラウド型マーケティングプラットフォーム「Revoria Cloud Marketing(レヴォリア クラウド マーケティング)」の新たなAI(人工知能)機能として、「ペルソナAI」のベータ版(試行版)提供を8日から開始した。

 ペルソナAIは、日本の人口分布統計データを学習したAIモデルが「仮想消費者への市場調査」を行い、データに基づいた高精度なペルソナを自動生成する機能である。生成したペルソナに基づき、最適な広告キャッチコピーやキーワード案を複数提案することで、従来は担当者の経験や勘に依存しがちだったターゲット設定や広告プランニングを、効率的かつ高精度に実施できるようにする。

 高精度なペルソナ設計には、多大なコストと高度な市場調査ノウハウが必要とされ、属人化しやすいことが課題となっていた。ペルソナAIでは、独自のAIによるデータに基づく模擬調査を通じて、最適なターゲット設定と広告企画を迅速に行えるのが特徴。

 主な機能は①AIによる「仮想市場調査」による根拠あるペルソナの自動生成②広告キャッチコピーやキーワード案の自動生成③マーケティングプラン作成から広告配信、分析・改善までを一気通貫で実施可能④事前のデータ準備を必要とせず、商品情報のみで高精度な分析が可能――など。

 富士フイルムBIは、ペルソナAIの提供を通じて、企業のマーケティング業務の効率化と高度化を支援し、データドリブンなマーケティングDXを加速させていく方針。