2026.01.12 【家電流通総合特集】シャープマーケティングジャパン 大山貞代表取締役社長兼ホームソリューション社社長 顧客満足度とブランド価値向上へ、「AQUOS」は25周年
大山社長兼ホームソリューション社社長
当社の2025年度上期(25年4~9月)は、dynabookのPC(パソコン)や空気清浄機が業界水準を上回る伸長だった。また、独自機能を多く搭載した新製品を数多く投入し、付加価値モデルの構成比アップに取り組んだ。
6月にはウォーターオーブン「ヘルシオ」の新製品を発売し、同時に業界で初めて生成AI(人工知能)技術を活用した新サービス「クックトーク」の提供を開始。ポジティブな評価をいただいている。
9月にはデザインを刷新した洗濯容量12kgのプラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機を発売した。大きな投入口やカラーバリエーションなどが支持され、発売直後から販売が好調だ。
上期の合展・個展実施状況については、実施件数が前年比93.1%ながら、金額では同103.4%となった。各拠点で販売店向け提案会「シャープ塾」を開催し、高付加価値モデルの仕掛け提案を実施して実績につながった。
また、よしもと芸人・サンリオとのコラボイベントも開催。サンリオタイアップイベントとして首都圏・近畿・九州エリアでは劇場/テーマパークチケット販促を展開した。実施店舗では購入単価が向上し、前年比大幅増の実績につながった。
25年度下期は引き続き省エネ・節水家電を提案する。26年1月1日にはテレビ「AQUOS」が25周年を迎えた。26年は世界的なスポーツイベントが複数開催され、インターネット独占配信もある。インターネット対応テレビの買い替え提案にも注力したい。
共働きやシニアの2人世帯が増えており、中型クラスの商品ニーズが高い。11月に発売した8kgタイプのプラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機は、ヒートポンプ乾燥方式を採用し、業界最高水準の省エネを実現している。新生活シーズンや世帯構成の変化にマッチした商品として営業活動を強めたい。
生成AIサービス対応製品は、今後もラインアップを拡大し、コンテンツの充実にも取り組む。まずは生成AIサービスの認知拡大を図り、店頭での実演訴求に加え、販売店向け説明会を実施し、提案力を強めたい。
12月発売の対話AIキャラクター「ポケとも」は、多数の引き合いがあり、販売拡大に期待している。
営業活動の支援施策として、TV CMやOTT広告などでプロモーションを強化する。花粉飛散シーズンに向け、女優の浜辺美波さんを起用したTV CMなどの空気清浄機プロモーションは継続して展開する。「空気は『見る』時代です。」をコンセプトとしたCMに加え、新たに2パターンのCMを昨年10月から今年3月にかけて放映している。ネット動画やSNS、オンデマンド配信サービスでもテレビ、洗濯機、空気清浄機、掃除機のWeb CMを展開し、若年層に向け積極的にアプローチしていく。
26年度の国内家電市場は、海外メーカーや異業種参入による市場競争の激化は継続するとみている。当社としては高付加価値の商品の提案に力を入れ、顧客満足度やブランド価値向上につなげていく。エアコンの省エネ基準が引き上げられる「2027年問題」に注目し、
引き続きエアコンの取り組み強化を図るほか、25周年の節目を迎えたAQUOSや省エネ・節水家電の提案活動を続けていく。










