2026.01.19 小山高専が合同企業座談会開催 エレクトロニクス関連11社参加し学生66人と交流 電波新聞社が主催
座談会には11社が参加し66人の学生対話した
小山工業高等専門学校(栃木県小山市)は16日、エレクトロニクス関連企業をはじめとした11社が参加する合同企業座談会を開催した。電気電子創造工学科の4年生66人が参加し、企業の説明を受けるとともに情報や意見交換も行った。座談会は電波新聞社が主催したもので、高専生の就職支援事業の一環として開催した。当日は11テーブルに分かれ各社が持ち回りで対話。参加学生と企業担当者とが積極的に意見交換したり真剣にメモを取ったりする姿が見られた。
電波新聞社では高専生の就職支援を推進し、全国の高専と連携した企業勉強会や座談会を開催している。会は、学生らに多くの業種や職種があることを理解してもらうとともに、志望する業種や職種、企業を発見し進路選択の参考にしてもらうことを目的にしている。今回は小山高専の知見も組み入れ実施した。参加学生70人規模で行う会は、これまでの勉強会・座談会では最大規模となる。
参加企業は、アイ・エス・ビー、NHKテクノロジーズ、オープンテクノロジー、小倉クラッチ、サイバートラスト、新明和工業、ニチボウ、BULL、放送衛星システム、ホシデン、武蔵エンジニアリングの11社。人事担当者のほか高専出身のエンジニアが同席した企業も多かった。今回は学生が各テーブルにつき、企業側がテーブルを移動し対話するスタイルをとった。第2部では、企業がテーブルにつき、希望する学生が個別に話を聞きたい企業のテーブルを回った。
小山高専でキャリア支援室長を務める電気電子創造工学科の鈴木真ノ介教授は「学生らはBtoBという言葉すら知らないため、イベントを通じて新たな気づきになってほしい」と述べ、「企業と直接話す希少な機会になるため、就職でも進学でもこの先の進路に生かせるはず」と期待を込めた。
小山高専では就職と進学が半々で、最近は就職する学生も増えてきているという。キャリア支援の取り組みも積極的に進めており、企業説明会のほか、企業で活躍する高専出身者との接点づくりなども行っている。今回初めて参加した小倉クラッチ総務人事課人事係の小林将吾主任は「高専生との接点を持つ機会が持てないため、社名や事業を説明できよかった」と話した。ほかにも「個別企業で高専にアプローチできないことも多いため、学生らと直接話せる機会は重要」(NHKテクノロジーズ総務・人事部・岩下紗美香副主幹)という声が上がった。
当日は真剣にメモを取る学生も多く、改めて就職に対して意識する機会にもなっていた。参加した宅原琉翔さん(電気電子創造工学科4年)は「短い時間だったが企業の特長や仕組み、高専生が社会とどう関わっていけるかを知るよい機会になった」と述べた。電波新聞社では今後も高専と連携した勉強会や座談会を継続開催していく計画だ。












