2026.01.29 万博設置のマイボトル洗浄機、関大・千里山キャンパスに移設 象印
移設されたマイボトル洗浄機
象印マホービンは、関西大学千里山キャンパス(大阪府吹田市)に大阪・関西万博に設置した「マイボトル洗浄機」を1月26日に移設した。マイボトル利用の妨げの1つとなっている「洗浄の手間」を解消することでより使いやすい環境を整えて、学生・教職員の行動変容を後押しする。
同社は、2023年10月に「関西大学SDGsパートナー制度」に登録以来、産学連携でプラスチックごみ削減に向けたマイボトル利用を推進してきた。24年5月からは学生が主体となって発案した企画を通じ、マイボトル所持者を「ECOひいき」する「関大マイボトルアンバサダー『ECOひいきプロジェクト』」を共同で始動している。
同社は06年から、マイボトルを繰り返し使用することで、プラスチックごみ問題などの社会課題解決につなげる啓発活動を続けている。活動から約20年が経過し、マイボトルが普及する一方、マイボトルを持っていても使用しないという人が一定数いることもわかったという。
マイボトルを持ち歩く際に「持ち運び時の重さ」「中身を準備する手間」「中身が無くなって追加する時に外出先で洗えない」などの不満要素があるためだ。
マイボトル洗浄機は、マイボトル活用の妨げの1つ「洗浄の手間」を解消するため、開発に着手。実用化に向け開発を進める中、大阪・関西万博の特別参加プログラム「Co-Design Challenge」に選定され、会場内に万博モデルを10台設置した。
会期中の総洗浄回数は15万8488回、総二酸化炭素(CO₂)削減量は約1万2837㎏を達成した。会期終了後、万博会場で設置された10台は今後、別の場所に移設し、活用してもらう。
日鉄興和不動産(東京都港区)の社員食堂に1台、三菱地所プロパティマネジメント(東京都千代田区)に3台移設され、既に活用が進んでいる。
関西大学では、ECOひいきプロジェクトの活動をさらに発展させ、キャンパスにおけるマイボトル利用をより身近なものにしていく考えだ。








