2026.02.02 京王電鉄車両に「ナノイーX」発生装置採用 JR東日本テクノロジーとパナソニックが共同開発
京王電鉄の新型通勤車両「2000系」
JR東日本テクノロジーとパナソニックが共同で開発した「ナノイーX」の発生装置が、1月31日に運行を開始した京王電鉄の新型通勤車両「2000系」に採用された。京王電鉄の車両では、「5000系」にナノイー発生装置が導入されており、さらに効果が増大したナノイーXが採用されるのは今回が初めて。
パナソニックが開発したナノイーは、空気中の水分に高電圧を加えて生成するナノサイズの微粒子イオン。一般的なイオンと比べ約6倍の寿命があり広範囲に広がるほか、水分量は空気イオンの約1000倍(体積比)以上で、肌や髪にやさしい弱酸性のイオンとなっている。
さまざまな物質に作用しやすいOHラジカルを含み、このOHラジカルの生成量をナノイーの10倍に高めたのがナノイーXだ。脱臭や菌・アレル物質の抑制などの多様な効果が、第三者機関などで検証されている。
鉄道車両はドアの開閉や人の出入りが頻繁で、空間も細長く広い。こうした特異な環境でナノイーの効果を最大限に発揮させるためには、車両内で均一に広げるための制御が必要だった。
今回両社は、鉄道車両に最適な制御を検討。JR東日本テクノロジーがパナソニックのナノイーXデバイスに制御電源装置を組み込んで製品化した。
京王電鉄の2000系は、誰もが安全・快適に利用できるよう設計された車両となっており、2017年9月に運行を始めた5000系でのナノイー発生装置の実績が評価され、より快適な空気環境を提供できるナノイーXが採用された。
両社では、今後も鉄道車両に向けたナノイー技術を進化させ、清潔・快適な鉄道車両空間の普及を加速する。









