2026.02.06 OKI25年4~12月期、売り上げ減も利益は底堅く推移 通期売り上げを下方修正、利益予想は引き上げ
OKIの2026年3月期第3四半期(25年4~12月)の連結決算は、売上高は一定水準を確保したものの前年同期を下回ったが、営業利益はおおむね順調に推移した。四半期純利益はETRIA(エトリア)参画に伴う事業譲渡益の計上により大幅な増益となった。
売上高は、新紙幣対応などの大型案件の剝落を受け、前年同期比8.1%減の2822億円となった。一方、堅調な市場環境を背景に、社会インフラソリューション事業などのパブリックソリューションは、売上高が同22.1%増、営業利益が同164.1%増と大きく伸長した。
これに対し、エンタープライズソリューションは、大型案件の剝落の影響を受けたほか、コンポーネント事業では情報機器事業における消耗品売り上げの減少、EMS事業では主要顧客の在庫調整や開発スケジュールの延伸などが響き、いずれも減収減益となった。
通期連結業績予想については、足元の事業環境を踏まえ、売上高を4300億円とし、従来予想から100億円下方修正した。一方で、営業利益は10億円上方修正し200億円、当期純利益も為替影響や政策保有株式売却などを織り込み、30億円引き上げて190億円とした。




