2026.02.17 STマイクロ、宇宙向けLVDSドライバー、QML-V規格認定済み
半導体大手のスイスSTMicroelectronics(STマイクロ)は、航空宇宙向けに最大600Mbpsのデータ伝送を可能にする低電圧差動信号(LVDS)ドライバー「RHFLVDS41」を発表した。米国防兵站局(DLA)の規格で米航空宇宙局(NASA)も採用する「QML-V」の認定を取得済みで、動作電圧範囲は2.3~3.6V。LVDSほかCMOS信号にも対応する。
4.8Vの絶対最大定格(AMR)、300krad/sの最大ドーズ量(TID)、8kVの静電破壊(ESD)耐性を備える。半導体に高エネルギー粒子が当たって問題が生じるシングル・イベント・ラッチアップ(SEL)への耐性は125MeV・cm²/mg、シングル・イベント・トランジェント(SET)への耐性は62.5MeV・cm²/mg。宇宙向けに10年以上の実績がある130nmピュアCMOS技術を採用する。基板面積の有効活用と信号伝搬長の均一化に役立つフロースルー・ピン配置を採用し、重量と配線の複雑さを軽減する。
米国輸出管理規則(EAR99)に準拠し、米国やアジアなどで供給網に関する取り決めに容易に対応可能。欧州で開発、製造する。パッケージの蓋側に接地する一般的なFlat-16(FP16)パッケージで小型、軽量化が重要な用途向けにベア・ダイとしても提供可能。エンジニアリング・モデル、フライト・モデルをそろえる。









