2026.02.19 ラボ機能持つBtoB向け検証型ショールーム、大阪・心斎橋に4月オープン アイリスオーヤマ

1階ショールームのイメージ

地下1階のイメージ 地下1階のイメージ 

 アイリスオーヤマは、BtoB事業の専門領域の拡大に対応するため、アイリス心斎橋ビル(大阪市中央区)にLED照明や建築資材、店舗什器、住宅設備機器、ICT機器など要望に合わせて検証、体感できる、同社初のラボ機能を備えた検証型ショールーム「LABORN(ラボーン)心斎橋」を4月20日に開設する。

 多様な設備・機器・建材といった要素を一体的に組み合わせ、空間全体を通じて体感できる。実際の利用シーンを想定した空間の中で複数の商材を組み合わせて展示することで、導入後の環境や効果を具体的にイメージできる構成とし、新たな気付きにもつながるように設計している。

 同社は2010年、法人向けLED照明事業に本格参入しBtoB事業を開始。11年の東日本大震災後の節電需要に対応するためLED照明の生産体制を強化することで、省エネの推進にも力を入れてきた。

 照明の明るさや光色を用途に応じて制御できる無線制御システム「LiCONEX(ライコネックス)」も発売し、省エネ・コスト削減や短工期、レイアウト変更に対応できる点を強みに、店舗やオフィスなど幅広い業態への導入を進めている。 

 年々深刻化し社会課題となっている労働力不足にも対応するため、21年にはロボティクス事業へ本格参入。25年にはソフトウエアとハードウエアを完全内製したDX清掃ロボット「JILBY(ジルビー)」を発表するなど、ロボットメーカーベンダーとしての事業基盤確立にも取り組んでいる。

 環境問題や働き方改革といった社会変化の課題にも対応できるよう、建築資材やオフィス家具、店舗什器、ホテル内装など多様な製品を通じ、顧客価値の高い理想的な空間づくりを総合的に提案していく。

 BtoB 事業では、従来、展示会を中心に顧客との接点を持ってきたが、顧客の課題に基づく提案を行うための場として、心斎橋アイリスプラザ アンテナショップを施設・法人向けショールームへと刷新する。

 LABORN心斎橋は、顧客に具体的な導入イメージを持ってもらえるよう、要望を一緒に検証しながら導入内容を検討するラボ(実験室)のような場所として機能する。

 製品陳列にとどまらず、顧客の要望ごとに実際の利用を想定しながら、使い勝手や導入効果を確認しつつ検討できる点が特長。検証を通じ、顧客にも導入後のイメージを具体化しやすくなる。

 1階では、顧客の要望ごとに照明の置き方や当て方を検討するために柔軟な検証が可能だ。LED照明の色味や光の向き、広がり方、LED照明と内装材を組み合わせた時の見え方まで様々な検証・効果を実感できる。

 電力の使用状況を見える化し、LED照明や空調などを最適に制御するエネルギーマネジメントシステム「ENEverse(エネバース)」や、LiCONEXの実機を用いて動作や使い勝手を確認できる。

 用途別の比較展示により製品導入後のイメージを具体的に把握できる。同社製の店舗用什器や内装、照明を使用したスーパーマーケット、ホテル、アパレル、雑貨などの物販空間の再現スペースもあり、実際の利用シーンの具体化につながる。

 地下1階では、キッチンやドアホンなどの住宅設備をはじめ、スポーツ施設向け機器、教育・オフィス分野のソリューションまで、同社が手掛ける幅広い製品をシーン別に展示。

 各分野における利用環境を想定した展示を通じ、実際に製品を手に取り、質感や使い勝手を確かめながら導入イメージを具体的に検討できる。

 営業時間は午前10時~午後6時(定休日=土・日・祝日、その他同社休日)で、来館は事前予約制となっている。