2026.02.24 京セラドキュメント、枚方工場近隣で水上設置型太陽光発電 CO₂削減量は約278t 

水上設置型太陽光発電設備(手前) 

 京セラドキュメントソリューションズは、枚方工場(大阪府枚方市)で、工場に隣接する農業用ため池「最早(もや)池」を活用した水上設置型太陽光発電による電力利用を1月から開始したと発表した。太陽光発電設備は京セラEPAが設置し、PPA(電力購入契約)モデルを通じて発電電力を同工場に供給。年間の二酸化炭素(CO₂)削減量は約278t(1万9857本の樹木相当)を見込む。

 枚方工場は、複合機、プリンター、サプライ製品の製造を行うほか、国内物流拠点となっている。枚方工場ではこれまで、工場建屋の屋上に太陽光発電設備を設置するなど再生可能エネルギーの導入を推進してきた。一方、発電容量の拡大に伴い、設置場所の新たな確保が課題となっていた。 

 水上設置型太陽光発電設備は、ため池の水面を有効活用することで新たに土地を造成して設置する地上設置型に比べて、大規模な造成や土地改変を伴わずに設置。環境負荷を低減できることが特徴だ。 

 設備導入により、工場全体の年間使用電力の約5.3%に相当する年間約663MWhの電力を賄う。また、ため池の水面使用料を維持管理費として地域に還元することで、地域課題の解決にも貢献する。