2026.07.20 【九州・山口地区特集】地域店、補助金と催事で夏商戦 「2027年問題」でエアコン好調

シャープマーケティングジャパンホームソリューション社九州営業部が新製品・販促提案会を開いた

 地域電器店は、自治体の補助金を活用するとともに、販売店単独の個展や複数店合同の合展などを開き、夏商戦を盛り上げている。

 中でもルームエアコンは、省エネ基準の引き上げに伴い、本体価格の上昇が懸念される「2027年問題」の影響で販売が好調だ。気候的にも、九州北部は8日ごろ、九州南部は13日ごろに梅雨明けしたと発表され、今後、販売がさらに伸びると見込まれる。

 省エネ家電の購入を支援する自治体の補助制度も、販売を後押ししている。大分市では省エネ性能の高いエアコンや冷蔵庫を購入する際に最大3万円を値引きするほか、LED照明器具の購入者にはキャッシュレス決済サービスで使える最大1万ポイントを付与する。福岡市でも8月上旬から、エアコンと冷蔵庫を対象とする「省エネ家電買い換え促進事業」を始める予定だ。

 地域店は、商談会で得た商品知識を生かし、個展や合展での販売にも取り組んでいる。

 パナソニック系列店は、5月に福岡で開かれた商談会に参加した。夏の個展も開催し、商売に弾みをつけている。下期は地震や台風などの自然災害が多く、防災意識が高い地域特性を生かし、懐中電灯などの防災用品の販売に力を入れる。

 シャープ系列店は、5月に開かれた新製品・販促提案会に、過去最多となる381人が来場した。6月には鹿児島で合展を開き、6店が参加。エアコンや冷蔵庫、ドラム式洗濯乾燥機などが売れた。今後は、テレビやクリーナーなどを対象とするキャッシュバックキャンペーンも活用し、販売拡大に取り組む。