2026.07.20 【ケーブル技術ショー2026特集】古河電気工業/ミハル通信 次世代のサービス基盤を展示、ミニセミナーでポイント紹介

機能拡張対応 地デジ・FMシグナルプロセッサーユニット

 古河電気工業とミハル通信は、PON(受動光ネットワーク)や無線技術によるインフラと、放送システムを基盤とした各種ソリューションを組み合わせ、次世代のサービス基盤を展示する。両社の強みを生かしたサービス構成や導入イメージを紹介する。

 リモート保守が可能な10G-EPON対応OLT「AGX5000」は、運用負荷を軽減して高収容・高信頼なネットワークを実現。リモートで切り替え可能な「PONインターフェース冗長機能」や、モニター用光分配器が不要の「PONモニタリング機能」を搭載し、2027年度には高速認証機能をリリースする予定だ。

 GE-PONの総合的な運用を支援する管理監視システム「AG-Manager Plus」には新機能を追加する。AGX5000ではPOM障害が発生した際に自動で予備へ切り替える「AGX5000 POM自動切替機能」、AI(人工知能)で将来の通信トラフィック量を予測して1人当たりのトラフィック推移も表示する「トラフィック予測機能」、シャシー単位でONU(光回線終端装置)の光レベルの分布を表示して異常なONUを検出する「ONU光レベル分布」を搭載する。

 機能拡張対応の「地デジ・FMシグナルプロセッサーユニット」は、シグナルプロセッサー機能を搭載し、信頼性と拡張性を1台で実現。他機能はオプションで追加でき、運用開始後の拡張にも対応する。2系統の入力信号処理部を搭載し、各入力信号を監視し自動で切り替える。

 独自の複数波一括処理方式で、1台で最大チャンネルプロセッサー11波・ミニサテ装置8波に対応する「チャンネルプロセッサー」「放送局向けミニサテ装置」は、入出力チャンネルを変更でき、それぞれFM放送・TypeⅡ、Ⅲに対応する。

 ほかにも、視聴制御機能などを搭載して地上デジタル自主放送を可能にする「館内OFDM変調器」や、あらゆる場所に設置できる「光・無線融合ソリューション」、作業性を向上する「マルチポート型光ファイバー増幅器」。光伝送路の接続環境でも高品質な伝送を維持する「外部変調器用反射耐性強化ユニット」を展示する。

 多様な用途への対応を想定した新型ONUも参考展示。障害通知・予測、運用、復旧支援を行うリモート保守サービス「M-3 保守サービス」も紹介する。

 両社はブース内で展示コーナーのトピックを取り上げ、ポイントを絞った約10分間のミニセミナーを開催する。セミナーの開催は6回を予定。