2026.07.27 【半導体総合/エレクトロニクス商社特集】たけびし・岡垣浩志社長 創立100周年を機に新たな価値創出 次の100年へ技術力・提案力に磨き
たけびしは4月に創立100周年を迎えた。これまで、京都の地に根差した技術・エレクトロニクス商社として、顧客の課題解決に挑み続けてきた。HPには100周年の特別サイトを開設し、秋には記念行事を開催。今後も京都の地で培ってきた技術力と提案力で新たな価値を創出し続ける「京都発 最強のトータルソリューション商社」を目指し、次の100年へと歩みを進める。
同社は100周年となる今年度を最終年度とする中期経営計画「T-
Link 1369」を推進中。売上高1300億円、NEWビジネスでプラス300億円、経常利益60億円、ROE(自己資本利益率)9%の目標を掲げた。現在は目標達成に向けて、各事業を推進中だ。
昨年度は、売上高、各利益項目が過去最高実績。半導体、デバイス関連でインドのビジネスが堅調に推移したほか、生成AI関連向けの産業用PCなどが好調だった。今年度は昨年度の流れを受けてデバイス関連で産業用PCのほか、FA関連でも在庫の消化が進み受注が回復。社会インフラでは27年問題から空調や照明が伸びている。
岡垣浩志社長は「デバイスは引き続き堅調。FAは半導体・AI関連向けが伸びている」と話す。
昨年9月に開始した滋賀県の太陽光発電設備で発電した電力を本社に自己託送する取り組みは計画通り。本社の20~30%の電力をカバーできるようになった。ビジネスとして顧客に提案するほか、二酸化炭素(CO₂)削減の取り組みとして社内でも水平展開する。滋賀県彦根の拠点ではソーラーカーポートを設置し同拠点の2割の消費電力をカバー。EV充電器、電動車も各拠点に設置している。
海外では子会社のリ・チャンプ社が順調。インドにも拠点がありローカルビジネスでスマートメーター向け需要に加え、データセンター向けのビジネスが拡大。4月末にはリ・チャンプを除く海外拠点全体の事業運営を統括管理する統括会社を設立。海外事業の強化を図り、グループとしてのベクトルを合わせる。
岡垣社長は「下期は中期経営計画の仕上げ。最後まで目標を追い続ける。一方で、新中計も策定する。足元はFAや半導体・デバイスを中心に実績を高めたい」と意気込みを語った。









