2026.08.24 【ハムフェア2026特集】各団体のコメント
好奇心のアンテナに共振を
総務省総合通信基盤局電波部 五十嵐 大和移動通信課長
今年は日本アマチュア無線連盟の創立100周年の節目の年であり、ハムフェアのテーマも「JARL創立100周年~好奇心のアンテナをたてよう~」と掲げられています。アマチュア無線というものは、まさに「電波って、何もないところをどうして遠くまで伝わるのだろう」というような素朴な疑問や好奇心から発展してきたものだと思います。
私事となりますが、学生のとき以来三十数年ぶりに当時のコールサインでアマチュア無線局の免許を復活させました。なかなか運用の機会を持てておりませんが、関連の雑誌を読みあさり、当時はなかったデジタル通信モードに驚きながら、久しぶりに当時の好奇心を思い出しているところです。
来年はまた、横浜にて「2027年国際園芸博覧会」の開催が予定されており、特別記念局の開設に向けた取組みも進められていると伺っております。大阪・関西万博のアマチュア局ブースは、期間中のべ20万人の来訪があり、時間帯によっては行列ができるほどの盛況だったそうです。
こうした取組みが、人々の「好奇心のアンテナ」を共振させ、新たな仲間との出会いを生み、ひいてはアマチュア無線のさらなる発展につながるものと確信しております。次の100年に向けて、一層の発展を祈念しております。
入門者からベテランまでのサービスを展開
一般財団法人日本アマチュア無線振興協会 種村 一郎会長
今年6月には主催者であるJARL創立100周年、来年はアマチュア無線がスタートして100周年という節目を迎えるという明るい話題が続きます。この節目を利用し、アマチュア無線局数の回復に向け、関係団体とも協力して取り組んで参る所存です。
また、JARDでは、ビギナー向けのセミナーや交信教室の開催、青少年への受講料減額措置の継続、新たに特定のテーマをより深く掘り下げる有料の「JARDエキスパートセミナー」を定期的に開催することとしており、これらにより、入門者からベテランOMの皆さまにも幅広くアマチュア無線を楽しんでいただけるようサービスを順次展開して参ります。
最後に、JARDでは、長らく中断していた第二級アマチュア無線技士の集合講習会の再開を模索するほか、第四級および第三級の講習会を全国各地で開催して参ります。これからもJARDの活動にご注目ください。
アマチュア無線の魅力を次世代に
一般社団法人 日本アマチュア無線機器工業会(JAIA) 鈴木 昭会長
本年、日本のアマチュア無線は誕生100周年という大きな節目を迎えました。100年にわたり受け継がれてきた「自ら学び、作り、交信を楽しむ」というアマチュア精神は、時代が変わっても色あせることなく、多くの人々を魅了し続けています。
一方で、愛好者の高齢化や市場規模の縮小が進む中、この魅力を次の世代へ伝え、新たな仲間を増やしていくことは、私たち業界全体の重要な使命です。
JAIAでは、会員各社と共に全国各地のアマチュア無線イベントへの協力、関係団体との連携などを通じて、アマチュア無線の普及・発展に取り組んでおります。無線技術に触れ、ものづくりの楽しさや交信する喜びを一人でも多くの方に体験していただけるよう、今後も活動を続けてまいります。
ハムフェアは、新しい製品や技術に触れるだけでなく、多くの仲間と出会い交流を深められる貴重な機会です。JAIA会員各社も、技術力と創意工夫を生かした製品やサービスをご紹介しておりますので、ぜひ各ブースへお立ち寄りいただき、アマチュア無線の新たな可能性をご体感いただければ幸いです。






