2026.09.10 電波新聞社が動画内製化セミナー インタビュー作品を全員が制作 映像と音で伝える力磨く
撮影したインタビュー映像を編集する参加者に助言する渡辺健一講師(左)
電波新聞社は10日、東京都中央区のサテマガBi会議室で、企業向けの「『動画内製化』実践セミナー」を開催した。広報や採用、マニュアル、IRなどに活用する動画を社内で制作するための知識と技術を、講義と実践を通じて学んだ。映像作家でナベックス代表取締役の渡辺健一氏(筆名・桜風涼)が講師を務めた。
セミナーは全6コマ、各60分の全日コース。動画戦略とAI・SNSの活用、視聴者を引きつける構成と台本、映像・音声・照明を生かした撮影、効率的な編集、企業ブランドを伝える演出、公開後の効果分析と動画資産の管理などを取り上げた。著作権や肖像権、SNSに合わせた公開方法についても解説した。
インタビュー講座では、カメラの高さや被写体の目線、背景の奥行き、照明の当て方、マイクの特性などを紹介。メインカメラとBカメラの役割分担や、編集時のつなぎ目を自然に見せるインサート映像の活用、出演者の緊張を和らげて自然な表情を引き出す接し方も伝えた。
実践演習では、参加者全員がインタビュー形式の映像撮影に挑戦した。撮影した素材をパソコンに取り込み、不要な部分のカット、テロップの挿入、音声の調整、BGMの選定など、一連の編集作業を体験。それぞれ約3分の動画作品を完成させた。
完成後は一人一人の作品を上映し、渡辺氏が良かった点や改善点、内容をより分かりやすく伝えるための工夫を助言した。同じ場所で同じテーマを撮影しても、カメラのアングルやカットの選び方、テロップを入れるタイミング、BGMや音声の使い方によって、作品の印象は大きく変わる。参加者は、映像だけに頼らず、話し声や環境音、BGMを効果的に組み合わせることが、伝わる動画を作る上で重要だと学んだ。








