2026.10.12 【CEATEC 2026】COMPUTEX2027、展示スペースを大幅拡大 フィジカルAIなど、社会実装の最新事例紹介

今年のフィジカルAI展示エリア。COMPUTEX2027では規模を拡大し、さらなる盛り上がりが期待される。

 2027年のCOMPUTEXは、6月1日から4日まで開催される。2026年の開催では、バイヤー数・出展規模ともに過去最高を記録。COMPUTEX 2027では台北世界貿易センターホール1を全館開放し、展示スペースの大幅な拡大を予定している。COMPUTEX 2027の出展申し込み受付は、本日より正式にスタートする。

 今年のCOMPUTEXには152カ国から11万人を超えるバイヤーが来場し、出展規模は1500社、6000ブース以上となった。基調講演には、クアルコム、マーベル・テクノロジー、インテル、NXPなど業界を代表する企業トップが登壇し、AIエコシステムの発展における知見と議論が交わされた。

 展示ブースでは、フィジカルAIが独立した展示エリアとして台北世界貿易センターホール1に集結。COMPUTEX 2027でも引き続きフィジカルAIを一大テーマとし、幅広い分野の応用事例を一挙に紹介する。産業用ロボットや無人搬送車、スマート車載システム、スマートモビリティなど、AI(人工知能)がクラウドから現実世界へと実装されていく最新の姿を直接体感できる展示エリアとなる予定だ。

 エッジAIの需要は急速に拡大しており、Fortune Business Insightsのレポートによると、世界のエッジAI市場は2026年の475億9000万ドルから2034年には3858億9000万ドルへと拡大し、年平均成長率(CAGR)は29.9%に達すると予測されている。中でもロボットやスマート製造は特に成長の著しい分野の一つ。COMPUTEX 2027では、①AIコンピューティング②ロボット&スマートモビリティ③次世代テクノロジー――を主要なテーマとし、企業が世界各国のパートナーと出会い、新たなビジネスチャンスを創出するための最適なプラットフォームを構築する。

 アジアを代表するスタートアップ企業が集うInnoVEXは2027年も同時開催。スタートアップ企業と世界のベンチャーキャピタルをつなぎ、半導体サプライチェーンへの参入や、海外市場への販路拡大を支援していく。2026年は展示規模が前年比11%以上拡大し、23カ国以上から500社を超えるスタートアップ企業が集結した。

 2027年のInnoVEXでは「AIの実用化」にフォーカスする。世界中のベンチャーキャピタル(VC)、コーポレートベンチャキャピタル(CVC)、大手IT・テクノロジー企業が持つリソースが一堂に会し、コンテストやフォーラム、1対1のビジネスマッチングを通じて、AI、医療、ロボット分野のスタートアップ企業が最先端技術を具体的なビジネスモデルへと転換し、実用化につなげるためのサポートを行う。

 COMPUTEX 2027の出展申し込み受付は、本日より正式にスタートする。世界のIT・テクノロジー産業を代表する年に一度の一大イベントであるCOMPUTEXは、最先端技術や革新的なソリューションを発信する重要なステージであると同時に、グローバル市場の開拓や新たなパートナーシップの構築に繋がる最適なプラットフォームとなる。例年、申し込みは盛況で、今年も多くの企業からの申し込みが予想される。出展を希望する企業は、早めの申し込みをお勧めする。