2026.11.02 シャープ、27年度省エネ基準達成のエアコン最上位モデル投入 「27年問題」に対応
27年度基準全機種クリアしたプラズマクラスターエアコンのフラッグシップモデルRシリーズ
シャープは、省エネ基準値が大幅に引き上げられる「2027年度」を控え、新省エネ基準値を全機種クリアしたプラズマクラスターエアコンのフラッグシップモデル「Rシリーズ」8機種(2.2~7.1kW)を10月29日に発売した。
同社は、23年11月発売のXシリーズ以降、フラッグシップモデルは展開してこなかったが、26年2月に「防カビカラッとファン」搭載の新たなフラッグシップモデルとしてRシリーズを投入。新製品はこの後継モデルとなる。
Rシリーズ27年モデルは、エアコン内部の清潔性を徹底して追求しており、防カビカラッとファンを搭載する。カビの除菌性能を持つ超親水ナノコーティングをファンに施すことで、ファン表面の水滴を薄く広げ、乾燥時間を約60%短縮。
速乾することで、カビ菌増殖の主な原因となる水分やホコリの付着を抑制し、ファンのカビ菌を除菌する。
同社独自の空気浄化技術「プラズマクラスター」を搭載し、「プラズマクラスター内部清浄」や「カビパトロール」により、運転停止後や停止中にも、エアコン内部をイオンで満たし、カビ菌を除菌する。エアコンから吹き出す風に含まれるカビを99.0%以上減少させる。
冷房時に、消費電力を抑えながら温湿度をコントロールする「さらっとAI(人工知能)冷房」や、暑さが一定の基準を超えると自動で運転を開始する「猛暑みまもり」モードなど、快適性を高める新機能も搭載する。
冷房運転時に、室内をより快適に保つさらっとAI冷房は、室温が安定しているときに、AIが室内の環境に応じて、きめ細かくコンプレッサーを制御し、快適な温湿度にコントロールする。コンプレッサーの停止回数を減らすことで、消費電力も抑える。
猛暑みまもりモードは、室内の温湿度を検知し、暑さ指数(WBGT)が28度以上、あるいは室温が35度以上になると、自動で冷房運転する。
リモコンから同モードを設定しておくと、運転停止中でも自動で運転を開始。高齢者や小さな子どもがいる家庭のほか、就寝中などに活用できる。
統合AIサービス「NIAH(ニア)」に対応し、ユーザーに合わせた使い方をアドバイスする。
NIAHは今年9月にサービス提供を開始。AIエージェントNIAHが、家電の利用状況やアプリでの対話内容をもとに、ユーザーの習慣や家事の傾向を理解。
家電の使い方を提案するほか、予定・タスクの管理などをサポートする。これまでに、エアコンをはじめ、冷蔵庫や洗濯機、空気清浄機など6カテゴリーの製品に対応している。
同シリーズもNIAHに対応。スマートフォンアプリを通じ、エアコンの操作や手入れ方法を案内するほか、その日の気象情報や登録した予定などに応じた運転モードを提案。機器の設定までナビゲートする。
このほか、「Babyモード」も新たに搭載した。赤ちゃんが快適に過ごせるよう、風が直接当たりにくい風向制御を行うとともに、就寝時に配慮し、表示ランプの輝度も抑えた。
市場想定価格は、AY-W71RL2(7.1kW)税込み36万円前後~同W22RS(2.2kW)25万円前後。ボリュームゾーンとなる4.0kWの同W40RL2は30万円前後。















