2020.07.15 【照明特集】コイズミ照明太陽光スペクトルLEDシーリング

太陽光スペクトルLEDシーリングの施工例

 コイズミ照明は、住宅・店舗用照明器具の20年度版総合カタログ「あかり専科 vol.39 2020-2021」(A4版本文864ページ)において、「新しいあかり、という体験へ」をコンセプトに、制御技術による「ひとりひとりのこころ」を意識したあかりの実現に加えて、「QUALIA(クオリア)」をキーワードとして「人が感じる豊かさ」の質を高めるあかりを提案する。

 住宅照明分野では、この高品質なあかりを実現する新製品の一つとして太陽光スペクトルLEDシーリングを提案する。

 健康志向が高まるなか、ブルーライトカットで太陽光(自然光)に近いあかりを実現する。ラインアップはAH51219(10畳)/AH51220(8畳)/AH51221(6畳)の3機種。

 太陽光スペクトルLEDシーリングは、健康志向のニーズが増えてきている中で、LEDのスペクトルを自然光に近づけることでブルーライトの波長域を抑え、目に優しい光となっている。

 またRa97と高演色で、色の見え方が自然光に近く、室内にいながら青空の下で本来の色を再現する理想的なあかりとなっており、色がはっきり見えるため、文字も見やすく集中力を妨げない設計となっている。

 一般的な昼光色LEDは、450ナノ-460ナノメートル付近の青色の波長が強いが、太陽光スペクトルでは、この波長を一般的LEDの半分にカット。自然光に近づけているので、目に優しいあかりとなっている。

 また、同製品は睡眠学における多くの業績で有名なバーゼル大学のグループの最新研究成果を踏まえて開発され、心地良い光で睡眠の質を向上させる。

 太陽光スペクトルLEDシーリングを用いた照明環境で過ごした後の睡眠中は、デルタ波の活性がより高くなっており、深い睡眠への導入が助けられることが示唆されている。