2020.07.30 【電子部品技術総合特集】若手技術者に聞くアルプスアルパイン

田中氏

 田中俊也技術本部開発部6G 

 私は09年に入社して以来、自動車部品の組込みソフトウエア開発に従事してきましたが、昨年からR&D部門に異動し、新たな業務への挑戦を始めました。

 現在は、新開発テーマである、視覚や聴覚に障がいのある方々の生活を支援する技術開発の企画推進を担当。支援ロボット開発を目的としたコンソーシアムへの参画や、コア技術を伸ばすための大学との共同研究などに取り組んでいます。社内外問わず多種多様な人々との新たなつながりが生まれて、良い刺激を多く得られる仕事です。

 開発のポイントは、視覚・聴覚の環境情報を認識するアルゴリズムと、その情報を音や触覚の情報に変換してユーザーに伝えるフィードバック技術です。

 人にとって自然で分かりやすいユーザーインターフェイスをデザインすることが私の目標です。

 R&D活動を通じて、人々の直面している問題を解決できる新しい価値のあるコンセプトを生み出し、世に送り出していきたいと思っています。