2020.07.31 近赤外光でプラスチックの劣化診断 産総研が自動車部品など品質管理に適用

 産業技術総合研究所(産総研)は、近赤外光でプラスチック(ポリプロピレン)の劣化を診断する技術を開発した。ポリプロピレンの劣化を非破壊かつ、その場で診断できる。今後、自動車部品や建設資材の品質管理、プラスチック部品のリサイクルに適用するため、企業への橋渡しを積極的に行っていく。

 製造物責任法の施行以来、材料メーカーには生産品の安全性や品質の保証がより明確に求められることになり、多くの企業では製品の品質を担保し適切に管理するため...  (つづく)