2020.09.11 LiDAR活用の異常検知分析エンジンNECが開発、変電所の設備点検を支援

 NECは、リモートセンシング技術を活用した「異常検知分析エンジン」を開発した。電力の流れを制御する変電設備の点検業務を効率化するニーズに対応する技術で、レーザー光を活用して異常を見つけ出す。今年度中に市販化し、電力会社を中心に提案する。

 今回のエンジンは、レーザー光を対象物に照射し反射光を読み取る「LiDAR(ライダー)」の活用が特徴。ライダーによる測定結果は「点群データ」に変換し分析することで、異常を検知する。分析は「周辺...  (つづく)